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2022年 コラム詳細

2022/01/24
少林寺拳法における「身体づくり」について

現在、日本において行われている武道には「柔道」、「剣道」、「空手」、「合気道」、「弓道」、「なぎなた」、「相撲」、「銃剣道」、「少林寺拳法」、「古武術」、「中国武術」などが挙げられます。これらの武道に共通している「身体づくり」とは何かと考えると、「丹田」、「中心軸」、「呼吸法」、「瞑想(座禅、鎮魂)」、「ゆるめる」というキーワードが浮かんできます。

これらキーワードは、少林寺拳法の身体づくりにも共通するものですが、これまで少林寺拳法ではあまり強調されず、昨今、「丹田」、「中心軸」、「呼吸法」、「瞑想(座禅、鎮魂)」、「ゆるめる」を修練ことを忘れているようです。

開祖:宗道臣師家は、教範及び整体医法秘訣で「調息法(呼吸法)」の重要性を「息を整え身心を同時に鍛練し、気力と体力を最も効果的に活用する方法である」、「息は凡仏一如、神人合一の境に達することができる妙法なり」、「武道、芸道の基礎ともなり、治病保健の妙法としても重く用いられている」と説いています。

しかし、我々は開祖:宗道臣師家の説かれた「調息法(呼吸法)」などの重要性を忘れてきており、鎮魂行や修練中における調息も形だけになり、その効果も実感できないでいると思います。

開祖:宗道臣生誕110年の節目の年である2021年から少林寺拳法における「身体づくり」でもある「調息法(呼吸法)」を中心にして武道、芸道の基礎となる「丹田」、「中心軸」、「瞑想(座禅、鎮魂)」、「ゆるめる」を改めてに学んでください。

合掌:童心