■ 青少年スポーツ指導者講習会のお知らせ

テーマ『スポーツ愛好者が知るべきスポーツ心理学の基礎知識』

この講習会は、スポーツ指導者およびスポーツに携わる方を対象に、指導の資質向上を図るものです。受講者としては、体育協会加入団体者はもとより、一般区民を対象とし、区報（広報いたばし）でも広くどなたでも参加できるよう呼びかけております。

青少年スポーツ指導者講習会のお知らせ案内PDF

旨・狙い

スポーツは文化だ！ということをスポーツ心理学の専門家である講師により理論的に伝えられます。スポーツを通じてどういう心を育てるのか、あるいはどのような心のあり方が必要なのかが、わかりやすく解説されます。 揺らがず・とらわれずというフローな心の状態が老若男女が自分らしく自分の力を発揮するためには必要で、フローな心の状態の創り方、マネージメント方法について述べられます。さらには指導者としてどのように周りのパフォーマンスを引出しフローな状態に個人やチームを導くのかというコツ、脳の使い方も述べられます。 ヒントが紹介されます。

＜連絡先＞

（公財）板橋区体育協会　
〒１７４－００５１　板橋区小豆沢３－１－１　小豆沢体育館内
TEL　５９１５－５５６８　　　FAX　５９１５－１７０５
E-mail itabashi-taikyo@cyber.ocn.ne.jp
板橋区区民文化部スポーツ振興課スポーツプロモーション第２グループ
電　話　３５７９－２６５２　　ＦＡＸ　３５７９－２１６６

■ 講演概要

講師・プロフィール

辻　秀一（つじ　しゅういち）氏
１９６１年　東京生まれ　
１９８６年　北海道大学医学部卒　慶應大学病院内科医、慶大スポーツ医学研究センターを経て
１９９９年　株式会社エミネクロス設立　代表
２０１２年 プロバスケットボールチーム｢東京エクセレンス」を設立し、代表

概要

スポーツ指導者をはじめスポーツに関わる者は、そもそもスポーツはなぜ存在するのか、スポーツとは一体何なのか、スポーツを通じて感じるものは何であるべきなのか、などを知っている必要があること。そこから見えてくるのは欧米で考えられているようにスポーツが文化であるということで、文化とは英語でカルチャー、語源はフランス語系のラテン語でカルティベイティブといい、ヒトとして耕されて心豊かに生きることなのです。そのような文化としてのスポーツから生まれたスポーツ心理学を専門とする演者が、スポーツは文化だということを理論的に説かれます。
スポーツを通じてどう心を育てるのか、あるいはどのような心のあり方が必要なのかをわかりやすく解説されます。揺らがず・とらわれずというフローな心の状態が自分らしく自分の力を発揮できるので、このフローな心の状態の創り方、マネジメントの方法を述べられます。さらに指導者としては如何にしてフローな状態に個人やチームを導けるのかというコツ、即ち脳の使い方がやさしく説明されます。

著書

スラムダンク勝利学　集英社インターナショナル（３５万部突破ベストセラー）
一生ブレない自分のつくり方　大和出版
等多数

一口紹介

辻先生は皆さまよくご存じのスポーツドクターで、東京新聞のスポーツ欄に、[ 辻 秀一 のスポーツは文化だ] を見出しとした記事を定期的に掲載されております。８月２５日の掲載では「スポーツ医学で健康に！」 のタイトルで、健康に必要な栄養・休養・運動を 追求する活動こそがスポーツであり、そこに健康のノウハウが詰まっている！と主張。
心の健康も同じで、応用スポーツ心理学では病んだ心を治療するのではなく、よりタフで、より元気で、自分らしく生きる・ご機嫌な心で活きるためのヒントを提供しています。
プロバスケットチーム「東京エクセレンス」はスポーツは文化であるとの理念で、元気・感動・仲間・成長を感じ、育み、伝えてます。バスケット界に新風を吹き込み、｢心豊かな」日本の創造に取組んでおられます。
スポーツが人生を豊かにする文化であるからこそ、そこから生まれた医学や心理学は多くの人の人生の質向上に繋がっており、スポーツや健康に対する意識改革を東京五輪までに実現したいと思っておられる先生です。